著者/訳者:米澤 穂信
出版社:新潮社( 2009-09-29 )
定価:¥ 500
Amazon価格:¥ 500
文庫 ( 312 ページ )
ISBN-10 : 4101287813
ISBN-13 : 9784101287812
パラレルワールドものです。好きですパラレル。あ、でも仕事はシリアルがいいです。集中したいです。
ストーリーとしては、自分が生まれず変わりに生まれなかったはずの姉が生まれた世界に飛ばされた主人公。自らの身に何が起こったのかを明らかにするため、姉と共に二つの世界の間違い探しをしていくことにするが、、、
とあらすじ風に書くとこんな感じで、ここまで書くとまぁ割とすぐタイトルの意味が想像つきますね。
最初は文章がちょっと、、、な印象も受けましたが全体的には非常に面白かったです。大筋は上の通り中盤あたりでだいたい想像はついたもののどう持っていくのだろうという興味もあり、また描写も十分入り込めるもので最後まで一気に読めました。
それだけに少し残念なのがラストの展開。主人公は中盤あたりから徐々にタイトルの意味を、過酷な現実をつきつけられるわけです。それこそ究極の選択を強いられることになる。そこで主人公がどのような選択をするか、どういった決意をするのか。つまりは作者が生み出したその物語をどのような形で完結させるかが最大の興味のポイントであり、最後まで一気読みさせる要因でした。(僕にとっては)
それが、うーん、わかるけど、ここは!という感じであと数行でいいから欲しかったというのが正直な感想でした。
気になった方は読んでみてください。評価は★×4くらい。オススメです。



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